東京海上グループのイーデザイン損害保険は、最新テクノロジーを活用して顧客に新たな体験を提供する新自動車保険「&e(アンディー)」を、2021年11月18日より発売開始した。
&eは、一人ひとりの顧客に寄り添い、一人でも事故にあう顧客を減らすために、IoTセンサーとスマートフォンを連携した安全運転支援サービスなどを提供する。なお、&eはビジネスモデル特許を出願中となる。
日本国内のスマートフォン・携帯電話所有者のうち、2021年にはスマートフォンの保有比率が初めて90%を超えるなど、スマートフォンはもはや生活に欠かせないデバイスになった。スマートフォンを介して実現されるサービスは日々進化を続け、日々の生活に意味のあるサービスであるか、新たな体験をもたらすサービスであるかが、顧客がサービスを選ぶうえで重視されている。このような顧客を取り巻く環境やニーズの変化にインシュアテック保険会社として、デジタルの利便性を最大限に取り入れ、顧客一人ひとりのニーズに寄り添う全く新しい保険が必要であると考えた。
&eの特徴は以下の通り。
- AIを駆使したシンプルでわかりやすい保険サービス
・契約手続きはもちろん、補償内容に関するお問い合わせから、万一の事故の連絡や保険金の支払いまで、多くの手続きをスマートフォンだけで完結できる。
・顧客に最高の操作性をお届けすることを開発の重要なコンセプトに据え、ページ設計からデザインにいたるまで、顧客が行いたい手続きや欲しい情報にストレスなくアクセスできるよう設計されており、例えば最短60秒で保険料試算が完了できる。
・保険証券をスマートフォンで撮影しアップロードすると、AI画像認識機能により、見積もりや申し込みに必要な項目の入力が大幅に削減される。 - 「1タップ事故連絡」 をはじめ、IoTセンサーなどの最新テクノロジーで新たな体験を実現
・契約者に、無償でIoTセンサーが提供される。
・万一事故にあわれた場合、IoTセンサーが自動で衝撃を検知し、スマートフォンから1タップで事故を連絡でる。
・提携修理工場での修理の希望もその場で入力でる。
・IoTセンサーが検知した衝撃やGPSデータを基に、顧客のお車の事故状況を動画で再現する。事故前後のお車の速度・衝撃・損傷などのデータを事故担当者が把握できるため、事故にあわれた場合の顧客の不安を軽減できるようサポートするとともに、事故の早期解決に役立てる。 - 顧客の安全運転を後押し、顧客のカーライフをサポート
・頻出する事故のパターンから作成した安全運転のためのヒントが詰まった「運転テーマ」を定期的にアプリで配信し、顧客の運転をサポートする。
・IoTセンサーが検知したデータを基に判定した急ブレーキや急ハンドル、急加速などの情報や、それらを基に算出した運転スコアから自身の運転傾向がわかる。同居の家族はもちろん、&eに契約されている遠隔地の家族とも運転スコアなどを共有できるので、一緒に楽しみながら安全運転に取り組める。
・安全運転でハート(ポイント)がたまり、コーヒーなどの商品に交換できる。 - 顧客と事故のない世界を共創
・「データで安全を作る」という趣旨に賛同する顧客や地方自治体、企業とともに、交通安全に関するデータを活用した事故削減の取り組み「Safe Drive With」を開始する。
・例えば、Apple Watch経由で運転中およびその前後の心拍数や前日の睡眠時間などのヘルスケアデータを取得し、安全運転との相関関係を調べるなど、今後様々な企業や自治体と取り組みを進める予定。
・顧客の安全運転への取り組み状況に応じて、地域に根差した事故削減や交通安全の取り組みに対し当社が寄付を行う活動「+まち(ぷらまち)」も開始し、顧客とともに事故のない世界を目指す。
イーデザイン損害保険は、これからも保険とテクノロジーを融合したインシュアテック保険会社として、デジタルを活用した損害保険の新たな体験価値創造に取り組んでいく。
【参照ページ】
デジタル時代の共創型自動車保険 「&e(アンディー)」を発売|イーデザイン損害保険
https://www.edsp.co.jp/company/company_010/2021/2021_11_18.html