りそなグループのりそな銀行と埼玉りそな銀行は2021年7月16日から、関西みらいフィナンシャルグループ傘下の関西みらい銀行、みなと銀行は同年8月2日から、LGBTQに関する社会的関心の高まりを踏まえ、顧客の幅広いニーズに応えるため、住宅ローンにおける同性パートナーを対象とした取り扱いを開始する。
今回より、同性パートナー同士でもペアローンや収入合算・物上保証人の取り扱いが可能となる。
りそなグループは「2030年SDGs達成に向けたコミットメント」および2030年度をターゲットとする「サステナビリティ長期目標」の中で、人権や多様性を尊重した社会づくりへの貢献や「環境・社会課題に配慮した消費・住生活」の実現を目指している。法律婚以外の同性パートナーを対象にしたペアローンの取り扱いや収入合算および物上保証人を伴う対応を通じて、誰もが仕事も生活も充実させ、自分らしく活躍できる社会づくりに貢献していく。
商品の概要は以下の通り。
- 内容
・同性パートナーを対象としたペアローン
・同性パートナーを収入合算者、物上保証人とする住宅ローン - 必要書類
・合意契約に関わる公正証書の正本または謄本
・任意後見契約に関わる公正証書の正本または謄本
・任意後見に関わる登記事項証明書原本(別紙目録付) - その他
・相談や申込みにあたっては、事前予約制の各社住宅ローンの相談拠点で同性パートナーのお二人と面談し、事前に必要な手続や今後のライフプランで想定すべき事項について説明
・既に他行の住宅ローンからの借換えについても、同性パートナーを連帯保証人として追加する取り扱いを開始
・各社と住宅金融支援機構が提携して提供する「フラット35」は対象外
・住宅ローンの利用には銀行および保証会社の審査あり。審査の結果によっては希望に添えない場合もある
【参照ページ】
●LGBTQに対応した住宅ローンの取扱開始について|りそなホールディングス
https://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/hd_c/detail/20210716_2195.html/