野村不動産ソリューションズ|1 年後の不動産価格は「上がる」との予測が大幅に増加し「下がる」予測を逆転

野村不動産ソリューションズ株式会社は、投資用・事業用不動産サイト「ノムコム・プロ」の会員を対象に、「不動産投資に関する意識調査(第13回)」を実施し、調査結果を発表した。

不動産投資に関する意識調査(第13回)

調査時期 : 2021 年 6 月 18 日(金)~ 6 月 28 日(月)
有効回答数 : 411 人(投資用不動産の保有者:305 人、非保有者:106 人)

所有物件の運営や管理に新型コロナウイルスによる経済的な影響を感じているか?
感じている 39%
●感じていない 61%
具体的な影響は?
空室が埋まらなくなった 53%
賃借人の退去が増えた 31%
●賃借人の家賃滞納が増えた 18%
●所有不動産の一部を処分せざるを得なくなった 4%
●その他 19%
(賃料が上げられない、テナントの売上が落ちた、東京からの移住者が住むことになった)
1 年後、不動産価格はどうなると思う?
上がる 32%
(コロナ禍がひと段落した。ワクチンの接種により景気回復が進み投資物件もこのまま上昇するのではないか。)
●下がる 21%
(オリンピック終了して需要が落ち着く。コロナ後に金融緩和策が見直されると、不動産が適正価格に戻る。)
●横ばい 47%
(上下動する大きな要因が見当たらない。需給バランス的にこのままかと。)
今、投資用物件は買い時だと思う?
買い時だと思う 31%
(コロナで価格が下落している。金利が安い。)
間もなく買い時が来ると思う 34%
(オリンピック開催後、下がるのではないか。)
●買い時はしばらく来ないと思う 35%
(利回りが低く、リスクが大きくなってきている。まだまだ物件価格が高く、且つ融資情勢が厳しい。)
◆新型コロナウイルスによる経済的な影響を受け、今の不動産投資へのスタンスは?
新規投資を積極的に行う 50%
●状況が落ち着くまで当面、新規投資を控える 29%
●状況が落ち着いたら、売却を考えたい 6%
●既存保有物件の一部売却を行う 3%
●既存保有物件の売却を行う 2%
●その他 9%

 

【参照ページ】
●投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」2021年度 不動産投資に関する意識調査(第13回)を実施|野村不動産ソリューションズ株式会社
https://www.nomura-solutions.co.jp/news/pdf/20210720-2.pdf